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公立高、平均倍率が7年ぶり倍率増加、1万3134人が出願
県教委は23日、公立高校入試の出願者数を発表しました。
募集定員1万3711人から推薦などの内定者数を除いた入試定員1万2634人に対しての出願者数は1万3134人。
これにより平均倍率は1・04倍となり、前年度を0・02ポイント上回る結果で、7年ぶりに平均倍率があがりました。
理由としては、統廃合などで定員が前年度に比べ140人減った一方、中学卒業予定者が同194人増えたためとみられています。
県教委によると、1月の志願登録者数からの減少は4296人で、これに関しては公立高授業料無償化の影響は見られず「例年通り」とのこと。
倍率が高かった順番は、1番:明桜館・文理科学2・29倍、2番:同・商業1・90倍、3番:松陽・美術と鹿児島女子・生活科学で1・64倍、5番:錦江湾・理数1・61倍。
明桜館・文理科学(2・29倍)は新設校として過去最高の倍率となりました。新設校は人気ですね。
逆に倍率が低かったのは、鹿屋農・生物工学と垂水・生活デザインで0・50倍を初め、川薩清修館・ビジネス会計と岩川・普通で0・51倍、頴娃・普通と鹿児島水産・食品工学で0・58倍となっています。
定員割れは55校93学科1026人分で、これは前年度と比べ192人分減少した形となります。
入試は3月9日に国語・理科・英語の3教科と10日に残りの社会・数学の2教科。同月17日に合格発表が行われます。